引越し費用は、単身でも家族でも数万円から数十万円と大きな出費です。
特に繁忙期や土日になると料金が跳ね上がり、想定より高い見積もりに驚いた経験はないでしょうか?
この記事では、見積もり金額が高くなる理由や相場を知ることで、
を解説します。
ポイントは、
- 時期や曜日の選び方
- 不用品を減らす工夫
- 複数社の相見積もり
です。
実際に複数の見積もりを比較することで相場が分かり、料金交渉の材料になることが推奨されています。
この記事を読めば、無駄な出費を抑え、新生活に向けた引越し予算を安心して組めること間違いなしです。
引越し費用の仕組みと相場を知ろう
まずは、どんな内容で引越し費用が成り立っているのかを知ると、少しでも引越し費用を抑えるヒントが得られます。
引越し費用がどんな内訳なのか見ていきましょう。
引越し費用の内訳
引越し費用はどうやって決まるのでしょうか?
まずは料金の内訳を知っておくことが大切です。
主に次の4つの要素で構成されます。
- 荷物の量
荷物が多いほど、大きなトラックや作業員が必要になり費用が高くなります。
逆に荷物が少なければ料金は下がります。 - 移動距離
同じ荷物量でも近距離よりも遠距離の方が料金が上がります。
短距離であれば自力で運ぶ方法も選択肢に入ります。 - 時期や曜日、時間帯
繁忙期(3 月~4 月など)や土日・午前中は料金が高く、閑散期や平日・フリー便を選ぶと安くなる傾向があります。 - オプションサービス
梱包・開梱やエアコン取り外しなどのオプションを付けると費用が上がります。
必要最低限のサービスに絞ることが節約につながります。
このように、料金は複数の条件によって変わります。
後述する節約方法を組み合わせれば、同じ条件でも大きな差が生まれることが分かるでしょう。
単身・家族・距離別の相場
引越し費用が高いのか安いのかを判断するには、相場を知ることが大切です。
以下は、スター引越センターのサイトに掲載された目安金額をもとにまとめたものです。
荷物の量やプランによって幅がありますが、目安として参考にしてください。
| 移動距離 | 単身(目安) | 家族(目安) |
|---|---|---|
| 近距離(同一市内・15 km以内) | 2.5 万〜10 万円 | 7 万〜30 万円 |
| 中距離(30–200 km程度) | 4 万〜16 万円 | 10 万〜46 万円 |
| 遠距離(200 km以上) | 6 万〜24 万円以上 | 15 万〜76 万円以上 |
相場を知ることで、見積もりが高いのか安いのか判断しやすくなります。
また、引越し費用の中で最も大きく変動するのが荷物量と時期ですので、次に節約方法を見ていきましょう。
費用が高くなる原因
引越し費用が高くなる主な理由は次の通りです。
- 繁忙期や土日を選んでいる
3〜4月や9〜10月など引越しが集中する時期は料金が2倍近くになることも。
土日祝日や午前便も需要が高いため高めの設定です。 - 荷物量が多い
持ち物が多いほど、大きなトラックや多くのスタッフが必要になり費用が増えます。 - オプションが多い
梱包・開梱、家電の取り付け、不用品回収などのオプションを追加するとその分費用がかかります。 - 予約が遅い
引越し直前の依頼は予約が取りづらく、割増料金になることがあります。
早めに予定を立てましょう。
こうした要因を避けたり調整したりすることで、料金を抑えることが可能です。
次からは具体的な節約をするコツをご紹介します。
引越し費用を安くするコツ10選
引越し費用を少しでも安くする10のコツ、
- 相見積もりで比較する
- 安い時期・曜日・時間帯を選ぶ
- 荷物を減らす・単身パックを活用
- オプションサービスを減らす
- その他の節約策
- 自家用車やレンタカーで引越し
- 宅配便を利用する
- 料金を安くする裏ワザ
- 節約時の注意点
- 業者選びのポイント
をご紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.相見積もりで比較する
引越し費用を安くする最も効果的な方法は、複数の業者から見積もりを取って比較することです。
同じ条件でも業者によって料金が大きく異なるため、1社だけの見積もりで決めてしまうと高い金額で契約してしまう可能性があります。
一括見積もりサイトの活用
一括見積もりサイトを使うと、フォームに基本情報を入力するだけで複数の業者から見積もりが届きます。
各社の料金やサービスを簡単に比較できるため、相場を把握しやすく値引き交渉の材料にもなります。
使う際は、2〜3サイト利用するのがおすすめです。
営業電話が多く届くことがあるので、受け答えの時間を確保しておきましょう。
ハルおすすめの引越し一括見積もりサイトを詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説しているのでご参考にしてみてください。
訪問見積もりで上手に交渉
訪問見積もりでは、実際に業者が部屋を見て荷物量を確認したうえで料金を提示します。
ここで交渉することも重要です。
例えば、



他社の見積もりでは○○円でした
と伝えると、値引きしてもらえることがあります。
本命の業者は最後に見積もりを取ると、交渉しやすいというアドバイスも上位サイトで紹介されています。
即決を条件に、値引きを提示されても慌てて契約せず複数社を比較してから決めましょう。
2.安い時期・曜日・時間帯を選ぶ
引越し費用は依頼する時期や曜日、時間帯によって大きく変わります。
スケジュールに余裕がある人は、以下のポイントを押さえてみてください。
繁忙期と閑散期
引越し業界の繁忙期は3〜4月が中心で、通常期の1.5倍〜2倍になることもあります。
閑散期は5〜8月と11〜2月で、予約が取りやすく料金も安めです。
引越し日を調整できる場合は、繁忙期を避けるだけで数万円単位の節約が期待できます。
平日・フリー便の活用
土日祝日は依頼が集中するため料金が高めですが、平日は割安なことが多いです。
また、時間指定をしない「フリー便」や午後便を選ぶと料金が安くなるケースがあります。
午前便にこだわりがなければ、業者の空き時間に合わせることで費用を抑えられます。
3.荷物を減らす・単身パックを活用
荷物量は料金に大きく影響します。
引越し前に不要な物を整理して荷物を減らすことは、費用を抑える一番の近道です。
また荷物が少ない人は、単身パックや混載便を利用することで大幅に節約できます。
不用品を処分して荷物を減らす
不要な家具や家電、衣類などは引越し前に処分しましょう。
不用品回収やリサイクルショップ、フリマアプリなどを利用すれば荷物量を減らせます。
荷物が少ないほど小さなトラックで運べるため、料金が数万円変わることもあります。



不用品は新居には極力持っていきたくないですよね。少しでも引越し費用の足しにするために「バイセル」などを利用するのがおすすめです。
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単身パック・混載便の利用
荷物が少ない場合は、単身パックや混載便を検討しましょう。
1台のトラックを他の利用者と共有するため輸送コストを抑えられ、一般的なプランより料金が安い場合があります。
ただし、自転車や大型家具を積めないプランもあるので事前に確認が必要です。



1人暮らしの引越しの方は、こちらの記事で相場などを解説しているので詳しく知りたい方はご覧ください。
4.オプションサービスを減らす
引越し業者には、梱包・開梱や家電設置など便利なオプションがありますが、すべて依頼すると料金が高くなります。
必要最低限のサービスに絞ることで費用を抑えましょう。
梱包資材を自分で調達
ダンボールや梱包資材が有料の場合は、スーパーやホームセンターで無料の段ボールをもらうなど自分で調達すると節約になります。
また、友人や家族から不要な段ボールを譲り受けるのもおすすめです。
梱包を自分で行う
プロの梱包サービスは便利ですが有料です。
自分で梱包を行えばこの費用を削減できます。
食器や衣類などは新聞紙やタオルを利用して丁寧に包み、壊れ物は「割れ物注意」と明記しましょう。
梱包に慣れない場合は、事前に動画や記事で詰め方を確認しておくと安心です。
5.その他の節約策
料金をさらに下げるための裏ワザや便利な制度もあります。
以下の方法を知っておくと、条件次第で大きな節約になります。
値引き交渉と魔法の言葉
見積もりを比較したうえで、業者に「他社の見積もりでは○○円でした」と伝えると値引きしてもらえることがあります。
また、
です。
ただし無理な値引き交渉はトラブルのもとになるため、丁寧な言葉遣いでお願いすることが大切です。
キャンペーン・補助金の活用
引越し業者によっては、
- リピート割
- 紹介割
- 早期予約割引
などのキャンペーンを行っている場合があります。
公式サイトや見積もり時に確認してみましょう。
また、自治体によっては転入支援などの補助金が利用できることもあるため、市区町村のサイトで確認するのもおすすめです。
家具家電の買い替え・帰り便の活用
古い家具や家電を引越しのタイミングで処分し、新居で新しく購入することで荷物量を減らせます。
また、引越し業者の帰り便(別の引越しの帰りトラックを利用するプラン)を使うと安くなる場合があります。
利用できる業者は限られますが、問い合わせてみる価値はあります。
6.自家用車やレンタカーで引越し
荷物が少ない近距離であれば、自家用車やレンタカーで自力引越しをする方法もあります。
- レンタカー代
- ガソリン代
- 人手への謝礼
を考慮しても、業者に依頼するより安く済むことがあります。
自力引越しのメリット・デメリット
- 費用を大幅に抑えられる可能性がある。
- スケジュールを自分のペースで決められる。
- 大型家電や家具の運搬は危険が伴い、故障やケガのリスクがある。
- トラックを借りた場合は保険や返却手続きが必要で、慣れていないと時間と手間がかかる。
- 友人への謝礼や食事代、梱包資材の購入費など隠れコストが発生することがある。
メリットとデメリットを比較したうえで、自力引越しが本当に安くなるのか検討しましょう。
家具家電を新居で新調する場合や、シェアハウスに住む場合など荷物が少ない人には有効です。
レンタカー利用時のポイント
レンタカーで引越しをする場合は、以下の点に注意しましょう。
- 車両選び
荷物の量に合わせて軽トラックやハイエースなど適切な車種を選びます。
荷物が入り切らないと往復回数が増えて費用がかさみます。 - 保険加入
車両保険に加入しておくと、車を傷つけた際の補償が受けられ安心です。 - 予約は早めに
繁忙期はレンタカーの予約も埋まりやすいので早めに手配しましょう。 - 人手の確保
重い家具を運ぶには複数人の手伝いが必要です。
事前に協力者を募り、謝礼や食事の用意も忘れないようにしましょう。
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7.宅配便を利用する
衣類や本など小さな荷物だけなら、宅配便で新居に送る方法も便利です。
単身赴任のように荷物が少ない場合に向いています。
宅配業者によって料金体系が異なるため、サイズや重量を確認しておきましょう。
複数箱になる場合は、引越し業者の単身パックと比較して費用を検討してください。
8.料金を安くする裏ワザ
上記の方法に加え、次のような裏ワザもあります。
- 帰り便や混載便を利用する
業者によっては別の引越しの帰りトラックを利用する帰り便や、複数人の荷物をまとめて運ぶ混載便を提供しています。
時間の指定が難しいデメリットはありますが、その分料金が安くなります。 - 早期予約割引を利用する
引越し日が決まり次第、早めに予約することで割引を受けられるケースがあります。 - 梱包資材を自宅で代用する
段ボールのほか、布団や毛布を緩衝材として使うなど、手持ちのものを活用すると資材費を削減できます。 - 荷物の届け先を1か所にまとめる
家族で別々の場所に住む場合でも、荷物を一度まとめてから再配分するとコストを抑えられることがあります。
9.節約時の注意点
節約に気を取られてトラブルになることも避けたいものです。
次の点に注意しましょう。
- 契約内容を必ず確認する
見積もりの内訳やオプション料金が正しく記載されているかチェックしましょう。
分からない項目は遠慮せず質問してください。 - 安さだけで業者を選ばない
料金が極端に安い業者はサービスや補償が十分でないことがあります。
口コミや評判も参考にし、自分に合った業者を選びましょう。 - 荷物の補償に注意
安いプランでは運搬中の破損に対する補償が限定される場合があります。
貴重品や壊れやすい物は自分で運ぶか、補償範囲を確認しましょう。
10.業者選びのポイント
大手業者と中小業者には、それぞれメリット・デメリットがあります。
大手はサービスが安定している一方で料金が一定の傾向にあります。
中小業者は地域密着で柔軟な価格提案をしてくれる場合があり、「この日だけ空いているので特別価格で」などの提案が受けられることがあります。
一方で、サービス内容やサポート体制には差があるため、見積もり時の対応の丁寧さや口コミの信頼性を確認することが大切です。
まとめ
引越し費用を安くするには、費用の仕組みを理解し、
- 複数社の見積もり比較
- 時期・曜日の調整
- 荷物の整理
など複数の方法を組み合わせることが重要です。
この記事で紹介した節約術を実践すれば、同じ条件でも数万円の差が出ることがあるでしょう。
新生活のスタートに余裕を持てるよう、早めの準備と情報収集を心がけましょう。

